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水銀

水銀には無機水銀と有機水銀があり、有機水銀(メチル水銀)は無機水銀に比べて毒性が非常に強いです。無機水銀は微生物によって有機水銀に変えられ、食物連鎖を通して魚などに蓄積されます。また、有機水銀はかつて農薬に使用されていましたが、その毒性によって現在では使用禁止されています。

有機水銀が胎児に影響を及ぼすことが判明しているため、労働厚生省はマグロやカジキ、キンメダイ、ブリといった魚を妊娠中の女性にあまり食べないように注意を促しています。
有機水銀は他に、予防接種に入っていたり(チメロサール)、虫歯の治療に使用されるアマルガムという物質にも使われています。
自閉症やアトピー性皮膚炎も水銀が原因ではないかとも言われています。

水銀が原因の公害として有名なのが、熊本県で起きた水俣病や新潟県で起きた第二水俣病です。この原因は、アセトアルデヒドを生産中に有機水銀が生成され、汚染処理をしないまま川や海に流れ込み、その付近で獲れた魚介類を食べた住民に被害が発生したのです。水俣病で苦しむ人々は発生から50年経った今でも存在します。

         

健康を脅かす有害物質

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