カドミウム
カドミウムに代表されるのが富山県のイタイイイタイ病です。これは、三井金属鉱業の工場がカドミウムや鉛を多く含んだ鉱業廃棄物を処理しないまま神通川に流したため、流域の住民が骨粗鬆症や骨軟化症になって骨が奇形化したり折れたりして「イタイイタイ」といって亡くなってしまったのです。
カドミウムは、銅・銀・ニッケルなどの合金や充電池(ニッカド電池)の電極版、鉄などの電気メッキ、ハンダ、顔料など様々な工業製品に利用されているほか、タバコにも入っており、原子炉の制御用材料にも使用されています。
人体においては体重1kgあたり約0.7mg含まれるといわれており、人間の体内には約30年間残留するとも言われています。カドミウムは、肺気腫や腎障害、蛋白尿を引き起こし、発がん性物質としても知られています。