ダイオキシン
ダイオキシンは、無色無臭の固体でほとんど水には溶けませんが、脂肪などには溶けやすいという性質をもっています。
ごみの焼却や金属精錬の燃焼工程での、炭素・水素・酸素・塩素が熱せられて発生します。
発生したダイオキシンは、空気に混ざって土壌や水を汚染します。さらに魚やプランクトンに取り込まれて、生物にも蓄積されてしまうのです。
ダイオキシンは脂肪に溶けやすいので、脂肪分の多い魚や肉、乳製品、卵などに含まれやすくなっています。野菜が根からダイオキシンを取り込むことはあまり考えられていません。また、魚や肉などに比べれば、野菜から取り込まれる量は非常に少ないといえます。
体内に入ったダイオキシンは、一般的取り込み量(3.53pg)を大きく上回ってしまうと、がんを引き起こしたり、妊娠中の胎児に影響が出るといわれています。
現在の日本の汚染レベルでは明確な症状が出るほどではないと言われていますが、脂肪に蓄積されたダイオキシンは分解するのに非常に時間がかかり、半分の量になるのに約7年かかるとも言われています。